日本を代表するオーボエ奏者広田智之による全曲邦人作品のアルバムの登場です。
これまで多くのアルバムをリリースし、その実力を如何なく発揮してきた彼ですが、長年温めてきた企画が実を結びました。
今回録されている北爪道夫による「歌う葦」は広田智之による委嘱作品で2013年夏に初演されました。
オーボエの美しい音色と高い技術を要求され、オーボエの楽器のキャパシティが問われる作品です。
また、保科洋の作品も広田智之委嘱作品(2003年)
どの曲もオーボエの難曲ですが、コンクールなどで取り上げられ、作品として高い評価を受けるオーボエ作品です。
オーボエの可能性とオーボエ界の発展のため想いを馳せる広田智之の想いが詰まったアルバムとなりました。
ぜひお聴きください。
株式会社 オクタヴィア・レコード
【演奏】
広田智之(オーボエ)
三輪郁(ピアノ)
【収録曲】
北爪道夫:歌う葦
保科洋:祈り そして 戯れ (オーボエとピアノのための)
平尾貴四男:オーボエ・ソナタ
山下洋輔:無伴奏オーボエのための「レディ・ラビットへの手紙」
【録音】
2010年4月28日 埼玉・秩父ミューズパーク
2013年7月18日 神奈川・相模湖交流センターにて収録